お気に入りのジュエリーを長く美しいまま楽しむには、日々の正しいお手入れが欠かせません。特に、ゴールド・シルバー・プラチナ・天然石・パールなどの繊細な素材は、取り扱い方やケアの仕方によって寿命や輝きに大きな差が出てきます。
今回は、ステンレス素材を除いたジュエリーの正しいお手入れ方法をご紹介します。
1. 【使用後は拭く】基本のケアで輝きをキープ
ジュエリーは、皮脂・汗・メイク・ホコリなどで汚れやすく、放置するとくすみや変色の原因になります。
使用後は柔らかい布(セーム革や専用クロス)でやさしく拭き取る習慣をつけましょう。ゴシゴシこする必要はありません。やさしく表面を撫でるだけで十分です。
2. 【水洗いは素材別に】ジュエリーごとの正しい洗浄法
● ゴールド・プラチナ
→ 中性洗剤をぬるま湯に溶かし、柔らかい歯ブラシでやさしく洗浄できます。洗ったあとはしっかり水で流し、柔らかい布で水気を拭き取ってください。
● シルバー
→ シルバーは空気中の硫黄分により黒く変色しやすいため、専用のシルバークリーナーやクロスでのお手入れがおすすめです。水洗いも可能ですが、長時間濡らさないよう注意。
● パール・オパール・ターコイズなどの有機質・多孔質天然石
→ **水や洗剤はNG!**やわらかい乾いた布で表面を軽く拭くだけにとどめてください。化学成分に非常に弱く、変色やひび割れの原因になります。
3. 【保管方法】個別収納でキズ・変色を防ぐ
複数のジュエリーをまとめて保管すると、素材どうしが擦れてキズの原因になります。
一点ずつポーチやケースに入れて個別保管
湿気を避け、直射日光の当たらない場所に
シルバーはジップ付き密閉袋+乾燥剤で保管すると酸化を防げます
4. 【着用シーンに注意】日常使いにもメリハリを
繊細なジュエリーは、日常のちょっとした行動でもダメージを受けます。
行動 ジュエリーの扱い
手洗い・入浴 外す(特に天然石・シルバー)
料理・掃除 外す(洗剤・油は大敵)
スポーツ・運動 外す(衝撃・汗に注意)
香水・ヘアスプレーの使用 使用後に装着する(パールや石に注意)
5. 【年に一度はプロのメンテナンス】
ジュエリーは長く使っていると、細かな傷・石の緩み・変色などが蓄積していきます。大切なアイテムほど、年に一度は専門店で点検やクリーニングを受けるのがおすすめです。
まとめ
ステンレス以外のジュエリーは繊細だからこそ、ちょっとした心がけで何年、何十年と美しい状態を保つことができます。
素材に合ったお手入れと正しい扱い方で、あなたのジュエリーを末永く輝かせてくださいね。